荷造りは、使わない物から詰め、毎日使う物と自分で運ぶ物を最後まで分けておくと進めやすくなります。箱を閉じる前に「どの部屋に運ぶか」「何が入っているか」を書き、荷ほどきまで考えて準備しましょう。

荷造りの前に、運ぶ物を絞る

新居に入らない家具や使わない家電を先に決めます。処分する物まで箱に入れると、箱数の見直しや再梱包が必要になります。不用品の処分方法を確認し、引き取りが済むまでは運搬する荷物と区別してください。

箱やテープは引越し業者の指定も確かめます。梱包を依頼する契約なら、自分で詰める範囲と当日まで残す物を担当者とそろえましょう。

箱に詰める順番を決める

順番詰める物の例箱の表示例
先に詰める季節外の衣類、飾り、本の一部寝室・冬物・急がない
生活に合わせて詰める予備の食器、使わない調理器具台所・食器・割れ物
最後に詰める当日まで使う寝具、洗面用品寝室・最初に開ける
手荷物にする鍵、薬、本人確認書類、貴重品箱に入れず自分で管理

家族で作業する場合は、部屋名と箱の番号の書き方をそろえます。たとえば「台所・03・毎日使う食器」と書けば、どこに置くかと開ける優先順位が伝わります。箱の上面だけでなく側面にも表示すると、積み重ねた状態で探せます。

重い物と壊れやすい物は、詰めた後の状態を確認する

本などの重い物を大きな箱いっぱいに詰めると、持ちにくくなります。小さな箱に分け、無理なく扱えるか確かめます。箱の再利用は、底や角が弱っていないか、汚れや水濡れがないかを確認してからにしてください。

食器は互いに直接触れないよう包み、箱の中で動かないよう隙間を埋めます。液体は容器のふたを確認し、漏れた場合に他の荷物へ広がらないよう別にまとめます。運べるか判断しにくい物は、箱に入れる前に業者へ確認しましょう。

冷蔵庫・洗濯機は、取扱説明書を先に読む

家電は、型番、搬入経路、設置場所を確認してから準備します。Panasonicの案内では、冷蔵庫の霜取り・排水、洗濯機の水抜き、ドラム式洗濯機の輸送用固定ボルトなどが説明されています。手順は機種によって異なるため、自分の製品の説明書と運搬を依頼する業者の案内を優先してください。

電源を切る時刻や再通電までの時間を、すべての機種で同じだと考えないようにします。ホースや固定部品を外す作業に不安がある場合は、見積もりの段階で専門業者への依頼と費用を確認しましょう。

詳しい確認項目は冷蔵庫の引越し準備と洗濯機の引越し準備に分けてまとめています。

最後の一箱と手荷物を分ける

新居ですぐ使うタオル、着替え、洗面用品、充電器などは、最初に開ける箱か手荷物にまとめます。はさみやごみ袋も取り出しやすくしておくと、荷ほどきを始めやすくなります。

箱数や大型家具が見積もり時から変わったら、契約した業者へ連絡します。当日になってから伝えるより、変更点を一覧にして事前に確認しておくと準備をそろえやすくなります。