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新居の準備で今知りたい実務的な手続きと必需品まとめ

新居の準備

新居が決まるとワクワクする一方で、「何から手を付ければいいの?」と不安になる方も多いです。この記事では、引越し前後に必要な主な手続きと、最低限そろえておきたい必需品を実務的な視点で整理しました。直前になって慌てないように、チェックリスト感覚で確認してみてください。

新居が決まったらすぐに行うべき手続き

賃貸契約・重要事項の確認

まずは賃貸契約や売買契約の内容をしっかり確認します。後々のトラブルを避けるために、次のポイントは最低限チェックしておきましょう。

  • 契約期間・更新料の有無
  • 管理費・共益費・駐車場代などの月々の固定費
  • 退去時の原状回復の範囲・クリーニング費用の扱い
  • 禁止事項(楽器・ペット・DIY・喫煙など)
  • ゴミ出しルール・共用部の使い方

不明点や不安な点は、契約前・入居前の段階で必ず不動産会社や管理会社に確認しておきます。

ライフライン(電気・ガス・水道)の開栓・開始手続き

引越し日からすぐに生活できるように、電気・ガス・水道の利用開始手続きは早めに済ませておきます。インターネットや電話、各社のマイページなどで手続きできることが多いです。

  • 電気:引越し日、契約者名、使用開始住所を連絡
  • ガス:開栓には立ち会いが必要な場合が多いので、引越し日のスケジュールと合わせて予約
  • 水道:自治体や水道局のサイトから開始申込ができるケースが一般的

繁忙期は希望日時の予約が取りづらいこともあるため、引越し日が決まり次第、順番に予約しておくと安心です。

住所変更で必要な主な手続き

住民票の異動(転出届・転入届)

住民票の住所変更は法律で期限が定められているため、忘れずに行います。おおよそ次の流れです。

  • 現在の市区町村役場で「転出届」を提出し、転出証明書を受け取る
  • 引越し先の市区町村役場で「転入届」を提出する

マイナンバーカードを利用したオンライン手続きが利用できる自治体もあるので、役所の公式サイトで確認してみてください。

運転免許証・マイナンバーカードなどの住所変更

本人確認書類として使うものの住所変更も重要です。代表的なものは次の通りです。

  • 運転免許証:所轄の警察署や運転免許センターで住所変更
  • マイナンバーカード:転入手続きとあわせて役所の窓口で変更
  • 健康保険証:勤務先の総務・人事担当を通じて手続き、または国民健康保険なら役所で

クレジットカードや銀行口座、各種サブスクリプションサービスなども、忘れないようにリスト化して順番に住所変更していくと漏れが少なくなります。

郵便物の転送届

旧住所宛ての郵便物を一定期間、新居へ転送してもらうために、日本郵便の「転居・転送サービス」を利用します。

  • 郵便局窓口で専用の用紙に記入して提出
  • もしくは日本郵便の公式サイトからオンライン申請

転送期間には期限があるため、その間に各社への住所変更を完了させるイメージで進めましょう。

新居生活のスタートに必要なインフラとサービス

インターネット回線・Wi-Fi環境

在宅勤務や動画視聴など、今の生活にインターネットは欠かせません。集合住宅の場合、建物ごとに導入されている回線が決まっていることもあるため、契約前に次の点を確認しておくとスムーズです。

  • 光回線が引き込めるかどうか
  • 建物共用の回線か、各戸ごとの契約か
  • インターネット利用料が家賃や管理費に含まれているか

工事が必要な場合は、引越し当日や入居直後のタイミングで工事日を調整できるよう、できるだけ早めに申し込みをしておきましょう。

火災保険・家財保険

賃貸契約時に火災保険加入が必須となっていることが多いですが、内容をよく確認しておくことが大切です。

  • 火災・水漏れ・盗難など、どこまで補償されるか
  • 家財(家具・家電等)への補償額の目安
  • 個人賠償責任補償の有無(他人の物を壊してしまった場合など)

すでに別の保険で同様の補償に入っている場合は、重複加入にならないように全体を見直すよい機会にもなります。

引越し当日までにそろえておきたい必需品

最低限の家具・家電

すべてを一度にそろえようとすると負担が大きくなります。まずは生活に直結する必需品から優先的に準備しましょう。

  • 寝具一式(マットレスまたは布団、枕、シーツ)
  • 冷蔵庫・電子レンジ・電気ケトルなどのキッチン家電
  • 洗濯機(近くにコインランドリーがある場合は後回しも検討)
  • 照明器具(備え付けでない場合もあるため要確認)
  • カーテン(防犯・プライバシー対策として早めに準備)

サイズが合わないと使えないもの(カーテン、冷蔵庫、洗濯機など)は、事前に新居の寸法を測ってから購入するのがおすすめです。

生活用品・消耗品

引越し直後から必要になる細かな生活用品も、前もってまとめておくと当日バタつきません。代表的なものを挙げます。

  • トイレットペーパー、ティッシュペーパー
  • ゴミ袋(自治体指定の袋がある場合は要確認)
  • 洗剤類(食器用、洗濯用、掃除用)
  • スポンジ、雑巾、コロコロなどの掃除道具
  • シャンプー、ボディソープ、歯ブラシ・歯磨き粉
  • 延長コード・電源タップ

これらは引越しダンボールとは別に、すぐ取り出せるバッグや箱にまとめておくと、到着後すぐに使えて便利です。

引越し当日に手元に置いておきたいもの

引越しトラックに積み込まず、自分で持ち運ぶ「貴重品・緊急セット」も準備しておきましょう。

  • 財布・現金・印鑑・身分証
  • 重要書類(契約書、保険証書など)
  • スマートフォン・充電器
  • 着替え1〜2日分、タオル
  • 最低限の洗面道具、常備薬

これらが手元にあれば、荷解きが終わっていなくても、ひとまず1〜2日は生活できる状態を確保できます。

新居の準備をスムーズに進めるコツ

タイムラインとチェックリストを作る

やることが多いと「やったつもり」で漏れが出やすくなります。引越し日から逆算して、次のようなタイムラインをざっくり決めると整理しやすくなります。

  • 1か月前:引越し業者の選定・見積もり、新居の寸法確認、ネット回線の検討
  • 2〜3週間前:不要品の処分、粗大ゴミの予約、ライフラインの解約・開始連絡
  • 1週間前:住所変更の準備、必需品の購入、段ボール詰めの本格スタート
  • 前日〜当日:貴重品セットの準備、冷蔵庫・洗濯機の水抜き

自分なりのチェックリストを作成し、「済」にチェックを付けながら進めると、抜け漏れの不安も減らせます。

完璧を目指さず「暮らしながら整える」意識を持つ

新居の準備は、すべてを引越し前に完成させる必要はありません。まずは「寝る・食べる・トイレとお風呂が使える」という最低限の生活インフラを整え、その後、実際の暮らしの中で必要なものを少しずつ追加していくほうが無駄な買い物も減ります。

本記事をベースに、自分のライフスタイルに合わせたチェックリストを作成し、新居での新しい生活を気持ちよくスタートさせてください。

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