引越しに関する情報をお届け!

初めての引越し体験談|今知りたい実務的な準備と手続きのリアル

引越し体験談

初めての引越しは、ワクワクと同時に「何から手をつければいいの?」という不安も大きいですよね。この記事では、私が初めて引越しをしたときの体験談をもとに、実務的な準備や手続きで「やってよかったこと」「もっと早く知りたかったこと」を具体的にまとめました。これから引越しを迎える方の段取りづくりに役立ててください。

初めての引越しで最初にやったこと

私の初めての引越しは、転職に伴う急な転居でした。時間に余裕がなかったこともあり、最初は何から手をつけていいか分からず、スマホでひたすら調べるところからのスタートでした。

引越しの「目的」と優先順位をはっきりさせた

まずやってよかったのは、「今回の引越しの目的」と「優先順位」を紙に書き出したことです。私の場合は次のような感じでした。

  • 通勤時間を短くしたい(目的)
  • 家賃は今と同程度か少し下げたい(条件)
  • なるべく荷物を減らして引越し費用も抑えたい(方針)

目的がはっきりしたことで、「広さよりも駅からの距離」「内装のきれいさよりも家賃とアクセス」といった判断基準がぶれずに済みました。家探しや引越しプランを選ぶときも、この優先順位が軸になりました。

だいたいのスケジュールを逆算で決めた

次にやったのが、引越し当日から逆算してスケジュールをざっくり決めることです。カレンダーに書き出したのは、だいたい以下のようなステップでした。

  • 引越し当日(退去日・入居日)
  • 粗大ごみの回収日
  • 荷造りの開始日・完了目標日
  • 電気・ガス・水道・ネットなどの停止&開始日
  • 役所の手続きに行く日

これを最初に決めておいたおかげで、「あれもこれも今日やらないと」という追い込まれ方をせずに済みました。特に粗大ごみの回収は、自治体によって申し込み期限や回収日が決まっているので、ここを起点に逆算しておくと安心です。

引越し前の実務的な準備と手続き

ここからは、実際に私が行った準備や手続きを、時系列に沿って紹介します。初めてで戸惑ったポイントも正直に書きます。

1. 引越し業者選びと見積もり体験

私は最初、1社だけに相談すればいいと思っていましたが、実際にやってみて「複数社から見積もりを取るべきだった」と痛感しました。同じ時期・同じ条件でも、サービス内容や料金の提示が会社によってかなり違ったからです。

最終的には、インターネットの一括見積もりサービスを使い、数社から概算見積もりを取り、その中から2社に絞って詳しい相談をしました。やってよかったのは、次のような点を事前にメモしておいたことです。

  • 荷物のざっくりした量(段ボールの目安、家具・家電の種類)
  • エレベーターの有無、部屋が何階か
  • 新居の間取りとエレベーター有無
  • 希望の引越し日と、前後で調整可能な範囲

これらを伝えると話がスムーズになり、「この日よりも前だと安くできます」「時間指定なしなら費用を抑えられます」といった提案も具体的にもらえました。

2. 荷物整理と「捨てる・売る・持っていく」の仕分け

一番時間がかかったのが荷物整理でした。私は先延ばしにしてしまい、結果として直前数日がかなりバタバタに…。今振り返ると、少なくとも引越しの1か月前から始めるべきだったと感じています。

実際にやった手順は次の通りです。

  • クローゼットと押し入れから手をつける
  • 「1年以上使っていないもの」をピックアップ
  • 「捨てる」「売る」「誰かに譲る」「持っていく」に分類

特に服や本、趣味のグッズは迷いやすいですが、「新居で本当に使うか」「引越し費用を払ってまで運ぶ価値があるか」を基準に決めました。まだ使えそうなものはフリマアプリで少しずつ出品し、売れなかったものだけ処分しました。

3. ライフライン(電気・ガス・水道・ネット)の手続き

ライフラインの手続きは、意外と忘れがちで焦りやすいポイントです。私が実際にやった流れは次の通りです。

  • 電気・ガス・水道は、現在の契約会社のサイトや電話で「停止日」「新居の開始日」を連絡
  • ガスだけは開栓時に立ち会いが必要だったため、引越し当日か翌日に予約
  • インターネット回線は、工事が必要な可能性があったので、引越し日が決まり次第すぐに新居の対応状況を確認

私はインターネットの手続きが遅れ、引越し後しばらくはスマホのテザリングで乗り切ることになりました。仕事や在宅勤務でネットが必須の方は、ここを最優先で確認しておくと安心です。

4. 住所変更手続きで戸惑ったこと

住所変更は、役所だけで終わらないのが厄介なところです。私が実際に変更した主なものは次の通りです。

  • 住民票(転出届・転入届)
  • 運転免許証
  • 郵便物の転送届
  • 銀行口座・クレジットカード
  • 勤務先への届け出

住民票の手続きは、自治体によって受付期限や必要書類が異なるため、事前に公式サイトで確認しました。私は平日に時間が取りづらかったので、土日開庁している日を狙ってまとめて処理しました。

郵便局の転送届は、ネットからも手続きができたので、早めに申し込みをしておいたおかげで旧住所に届いた郵便も新居に転送され、重要書類を受け損ねずに済みました。

引越し当日の流れと気づき

当日は想像以上にあわただしく、あらかじめ段取りをイメージしておいて正解でした。ここでは、印象に残ったポイントを挙げます。

引越し業者とのやりとりで注意したこと

私は、当日の朝までに「すぐ使うもの」と「後からでもいいもの」を段ボールのラベルで分けておきました。「当日」「1週間以内」「それ以降」というように書いておくと、自分も業者さんもどこに置くべきか分かりやすかったです。

また、貴重品や重要書類は、段ボールに入れず自分で持ち運びました。保険証・通帳・印鑑・パスポートなどは、ひとつのバッグにまとめておくと安心です。

新居で最初にやったこと

新居に到着して最初にやったのは、次の3つでした。

  • 電気・水道が使えるかの確認
  • ガスの開栓立ち会い
  • 冷蔵庫と洗濯機の設置場所の確認

特に冷蔵庫と洗濯機は、一度置くと簡単には動かせないので、コンセントの位置や排水口の位置を見ながら業者さんと相談しました。ここをその場で決めておいたおかげで、後から大きなレイアウト変更をすることなくスムーズに暮らし始められました。

初めての引越しを終えて感じた反省点とコツ

初めての引越しは、分からないことだらけで当然です。最後に、私が「次に引越すときはこうしたい」と思ったポイントをまとめます。

もっと早く手をつければよかったこと

  • 荷物整理は「引越しが決まりそうなタイミング」から始める
  • インターネット回線の確認は、物件を決める段階でチェック
  • 住所変更のリストを事前に作っておき、漏れを防ぐ

特に、住所変更は後回しにすると、どこまでやったか分からなくなります。私はメモ帳アプリに一覧を作り、「完了したらチェックを入れる」方式にして何とか抜け漏れを防ぎました。

やってよかったと感じる準備

  • 引越しの目的と優先順位を最初に決めておいたこと
  • 複数の引越し業者から見積もりを取ったこと
  • 「すぐ使う段ボール」に大きくラベルを書いておいたこと

この3つのおかげで、時間も気持ちもかなり楽になりました。完璧を目指さず、「最低限ここだけは押さえる」というラインを決めておくと、初めての引越しでも大きな失敗は避けられると感じました。

初めての引越しは、分からないことばかりで当然です。今回の体験談が、これから引越しを迎えるあなたの不安を少しでも減らし、スムーズな引越し計画づくりのヒントになればうれしいです。

\最大10万円キャッシュバック/

無料で引越見積りを
まとめて依頼する

この記事をシェアする B!